【あま市立甚目寺西小】思いやりの心を育む「エコキャップ」
- 公開日
- 2012/12/05
- 更新日
- 2012/12/05
ちょっといい話
1学期に社会科でごみの分別の学習をしました。その時、学校で集めているペットボトルのキャップが発展途上国の子どもたちのポリオワクチンを買うお金になることを話しました。その次の日、二人の子どもがビニール袋いっぱいのキャップを持ってやってきました。「先生、これで800個はあるよ!」。すると周りにいた子どもたちが「やったあ!これで一人分の命が助かるね!」と歓声をあげました。なぜ、歓声をあげたかというと、子どもたちは、前日の授業でキャップが約430個で10円になることや、一人分のワクチンが20円だということを学習したからです。この子たちって本当にすごいと感じた瞬間でした。
また後日、家庭訪問で保護者の方からこんな話を聞きました。「あの授業の後、娘が学校から帰ってくるなり、親戚の家に電話をかけてキャップを集めているから絶対に捨てないで!」と。
キャップの支援先が発展途上国ではなく東北に変わった今でも、今日も子どもたちは遠くに住んでいる人々のことを思い、キャップを集めています。