モラルBOX日記

【新城市立東陽小】門坂の落ち葉拾いをしています

公開日
2013/01/10
更新日
2013/01/10

ちょっといい話

 東陽小学校の校庭には、かやの木、しだれ桜、くすの木と大きくて立派な木が立ち並んでいます。校庭も広く、芝生の丘があり、放課になると子どもたちが元気に鬼ごっこなどをして遊んでいます。学校は少し小高い所にあり、子どもたちは「門坂」という階段を上って登下校しています。門坂は上まで上がると、息が切れるほどの長い階段です。
 「おはようございます!」元気のよいあいさつが門坂に響き渡っています。校長先生が門坂の掃除をしていると、毎朝登校してきた子どもたちが門坂を上りながら落ち葉を拾い、坂の上にあるバケツに入れていきます。一人10枚以上拾うことが目標です。「1枚、2枚、3枚・・・、10枚。10枚拾ったよ!」1年生の子が小さな手のひらにのせて、うれしそうに見せてくれます。冬の時期は落ち葉がすぐにたまってしまいますが、子どもたちの協力もあり、門坂はいつもきれいになっています。取り組み始めた頃は、班長さんに声を掛けられながら落ち葉拾いをしていた低学年の子も、今では自然とできるようになってきました。あいさつも落ち葉拾いも高学年の子が率先して行い、低学年の子はその姿を見てやっています。一人10枚ずつ落ち葉を拾うと、全校で1160枚拾えます。ちょっとしたことでも、みんなで毎日続けていけば学校はきれいになり、気持ちのよい生活ができます。
 あいさつや落ち葉拾いなど子どもたちの取り組みをこれからも見守っていきたいと思います。