モラルBOX日記

【愛西市立佐屋中】正しく自己に目覚め、自己を育み、生きる力を培う学校づくり

公開日
2013/01/11
更新日
2013/01/11

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、「正しく自己に目覚め、自己を育み、生きる力を培う学校づくり 〜小中連携・小小連携の取組を通して〜」のテーマをもとに研究を進めています。子どもたちの自己有用感、自尊感情の高まりをねらいとし、協同的な学習とともに生き方教育に取り組んでいます。道徳の時間においては、コミュニケーション能力の育成や自分の役割と責任を自覚し、集団生活の向上に努めようとする態度や能力の育成を目指しています。互いの考え方を聞き合う活動を通して、自分自身を改めてよく見えたり、周囲の人のこともよく見えたりできるような授業を目指して取り組んでいます。
 どんな表情で発表しているのか、どんな表情で聞いてくれているか、表情を見合える環境をつくるため、座席は男女交互に並んだコの字型で取り組んでいます。向き合って表情を見合うことで、発表した言葉だけを聞くのではなく互いの気持ちも感じながら交流できるようにしています。生徒からは、「慣れるまでとまどったけど、どんなふうに聞いてくれているかが分かるので話しやすい」「顔が見えるとどんな気持ちで話しているかが分かりやすくちゃんと聞こうとするようになった」といった感想が聞かれるようになりました。
 今後も、自分の考えをもって道徳的価値を高めていくために、聞き合える関係づくりを大切にして取り組んでいきます。