【刈谷市立住吉小】相手に分かりやすく伝えよう
- 公開日
- 2013/03/07
- 更新日
- 2013/03/07
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
事柄を相手に分かりやすく,かつ正確に伝えられるように工夫することで,「相手の立場や気持ちを考える態度」を育成することが可能となります。
相手の立場や気持ちを考えた分かりやすさは,声での発表会であっても,手紙や葉書等の紙ベースのメディアであっても,電子メディアであっても,その重要さには変わりがないと考えます。
本校1年生は,国語の「いろいろなふね」の学習を通して,次のことを学びました。
・必要なこと,大事な内容(情報)を選ぶ。
・正しい情報,確かな内容(情報)を判断する,選ぶ。
・相手に分かりやすい内容・構成を考える。
・相手の状況や場に応じた適切な方法で表現,発信する。
・正しい情報,確かな内容,相手にとって必要な情報を分かりやすく発信する。
この教材には4つの船の例が示されています。そして,それぞれの船ごとに,「役目」,「工夫」,「その工夫がどのように機能しているか」が書かれています。
この学習を生かし,児童が自分で選んだ乗り物について本や図鑑,インターネットで調べ,教材の説明文中で使われていた基本文型をもとに文を書きました。説明のために必要な絵や写真を添え,幼稚園,保育園の年長児の前で発表する機会を設定しました。
自分よりも年下の園児にいかに発表を聞いてもらうか,児童は考え,工夫をしながら練習を重ねました。
迎えた本番では,児童は自分の調べた乗り物について,生き生きと発表することができました。園児に真剣に聞いてもらえたことで,さらに,発表への自信を深めることができました。