【あま市立甚目寺南中】日頃の取り組みと「ケータイ教室」 安全・安心講座
- 公開日
- 2013/03/07
- 更新日
- 2013/03/07
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、日頃から技術科の情報教育と並行して、道徳の時間や朝のSTなどで生徒たちに、迷惑メールやいじめにつながる中傷メールの話題や携帯電話やインターネットを利用したときの危険性など情報モラルについて考える機会を設けてきました。
毎年2学期には、専門家を招いての「ケータイ教室 安全・安心講座」を開催しています。3つの専門家による講話を毎年ローテーションで行っています。
今年は、10月26日に愛知県警察本部サイバー犯罪対策課より講師を招いて「情報の正しい活用と利用」と題した講演会を行いました。以下が主な内容です。
・ネットの向こう側の顔は見えない
・ネットの向こう側の人を簡単に信用してはいけない
・ネットは、犯罪者にとって便利なもの
・出会い系サイトやネットゲームで知り合うことがあるが絶対に会いにかない
・軽い気持ちでのネット上への書き込みは、時として犯罪となる
・「無料で・・・」という言葉に乗ってはいけない。「おかしい」と思う必要がある
軽い気持ちでのアクセスや書き込みが犯罪につながってしまうことに気づくことができました。また、チェーンメールへの対応のしかたや知らない相手からのメールは拒否するなど自分でできることを学ぶことができました。
生徒の事後感想を読むと、「変な(違法な)ダウンロードをすると、自分が被害者ではなく加害者になってしまうことに気づいた」という内容が多く見られ、便利さの裏側に潜む危険性に多くの生徒が気づいたようです。
今後も、情報社会にきちんと対応できる生徒を育てるために、情報モラル教育を生徒の発達段階や実態を踏まえ道徳の時間をはじめ、各教科・領域、総合的な時間、特別活動など、学校教育活動全体で取り組み進めていきます。また、教員自身も校内研修や授業研究を通して情報モラル教育を進めていきます。