【豊田市立高橋中】情報モラル講演会
- 公開日
- 2013/06/04
- 更新日
- 2013/06/04
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
平成24年度12月3日に、本校の体育館にて、愛知県警察本部サイバー犯罪対策課の杉浦規夫様を講師にお招きし、「情報モラル講演会」を開催した。保護者の方にも参加していただき、生徒に携帯電話を持たせたなら、保護者の監督・指導が重要であることについてお話もしていただいた。
講演内容は、携帯電話を通してのいじめが増加していることや、有害サイトの危険性と対策についてであった。スマートフォンの普及により、「LINE」というアプリが流行し、「LINE」によるいじめが増加している。「LINE」は、登録している人同士の通話が無料になることから、保護者が使用料だけチェックしていても、どのように使っているかが把握できないという問題点がある。
そのほかにも、プロフやツイッターなど、いったん書き込みをすると、自分では削除しても他の人が保存している場合、完全には削除できず、悪用される危険性もある。
家庭での対策として、次のように話があった。
1 子どもとの会話
トラブルにあったときに、相談しやすい環境をつくる。
2 ネットの現状を認識する
ゲーム機や音楽プレーヤーもネットにつながるものもある。
親に相談しない理由で多いのが、「説明が面倒」。
3 ルール作り
使ってよい場所、使ってよい時間、使ってよい料金、使ってよいサイトをフィルタリング機能、時間制限機能、ペアレンタルコントロールなどの活用によって制限する。
青少年(18歳未満)が使用する携帯電話には、原則フィルタリングサービスに加入することが法律で定められている。
<生徒の感想>
「今回の講演会を通して、たくさんの事件があったことを知り、携帯の使い方を見直して、危険なサイトへの侵入はやめたいと思いました。また、サイトをやるときは、個人情報を書かないように注意していきたいと思いました。周りで危険なことをやっている友達がいたら、優しく注意できたらいいです。そして、自分や自分の友達が事件に巻き込まれることのないように、携帯の使い方には十分に注意していきたいと思います。」