【清須市立星の宮小】『福祉実践教室』
- 公開日
- 2013/08/22
- 更新日
- 2013/08/22
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、毎年5・6年生と希望する保護者の方が参加して福祉実践教室を行っています。本年度は手話、点字、ガイドヘルプの3教室に分かれて体験しました。
手話では講師の先生から目の不自由な方がどのようにコミュニケーションをとっているのかをクイズ形式で教えていただきました。手話や筆談、空書、身振り、指文字、テレビ電話、口話の7つでした。口話(こうわ)を実際に体験してみて、難しさを感じていたようです。続いて身振りで伝えたり、手話を教えていただいたりしました。いろいろな手段があることが学べました。
点字では、点字器を使って文を作り、目の不自由な講師の先生に読んでいただきました。子どもたちは、自分の名前を打つのに何度も間違え、点字の難しさを実感していました。
ガイドヘルプでは、二人一組になり、一人が目隠しをして、もう一人にガイドしてもらいながら校内を歩きました。毎日歩き慣れている階段、廊下でも目隠ししていると思い通りにはならず、不安そうに歩いていました。
児童は、体験によって「目や耳が不自由な人の気持ちが少し分かった」「目や耳が不自由なのはとても大変だと感じた、街で出会ったときには、手伝ってあげたい」などの感想を持つことができました。
「ふ」 つうに 「く」 らせる 「し」 あわせ
福祉をこれからも意識して生活していきたいものです。