【津島市立藤浪中】サイバー犯罪対策講座を行いました
- 公開日
- 2013/11/12
- 更新日
- 2013/11/12
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
11月6日(水)に、愛知県警察本部サイバー犯罪対策課抑止対策係の方をお招きし、全校生徒と保護者を対象に情報犯罪に関する講話をしていただきました。
3年生の生徒へ事前アンケートを実施したところ、半分以上の生徒が自分自身の携帯電話を所有しており、中にはパソコンで自分自身のホームページを開設したり、商品を購入したりするなど多岐にわたって利用している生徒もいることが分かりました。その一方、インターネットや携帯電話がもとで、嫌な思いをしたことがあると答えた生徒も約4分の1いることが分かりました。実際に、夜遅くまで友達とやりとりをしたり、ネット上に書かれた言葉からけんかになったり、無断で個人の写真を掲載したりというトラブルも起きています。これらの様子から、生徒の生活の中に確実にインターネットが浸透してきている実態がうかがえます。社会科では、公民的分野の現代社会や経済の学習の中に、情報モラルの授業を組み込みました。例えば、実際に教師が作成したホームページを見せ、そこに潜む問題点を話し合わせたり、架空の新聞記事を読んでその危険性を考察したり、オンラインショッピングの危険性を事例をもとにまとめたりしました。
今回の情報犯罪に関する講話は、直接話をうかがうことができ、生徒は授業の中では得られない感想をもつことができました。以下はその感想です。
「私はLINEやツイッターを使っています。どちらも便利だと思いますが、使い方を間違えると大変なことが起こるんだと思い、これから使い方に気をつけようと思いました。」
「写真を撮って送ってしまうと撮った場所が相手に伝わってしまうから怖いと思いました。」
「自分が被害者にも加害者にもならないよう、パソコンや携帯電話の正しい使い方をしたいと思いました。」
「普段使っているものには危険がひそんでいるということを知ることができました。」
「IDやパスワードの管理をしっかりとし、犯罪に巻き込まれないようにしたいです。」
今後も生徒自身がネット社会の危険性を十分認識して的確に判断して行動できるよう、学校と保護者がしっかりと協力していかなければならないと思いました。