モラルBOX日記

【設楽町立清嶺小】 「ネットいじめについて考えよう」

公開日
2013/11/25
更新日
2013/11/25

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 ネット上等での陰湿ないじめが社会問題になっている。子どもたちを、現在はもちろん、将来的にも、こういったいじめの被害者や加害者にしてはならない。
 今回は、5・6年生の道徳の時間と総合的な学習の時間に、ネットいじめの問題について取り上げた。こういった不正行為に対する怒りの気持ちをもつことが、何より大切であると考え、そして、それを支えるために、ネットいじめに対する正しい知識が必要であると考えたからである。
 道徳の授業では、ネットいじめについてみんなで話し合い、ネットいじめが、匿名性の上に成り立つたいへん卑怯な行いであることを感じ取らせることができた。そして、総合の授業で、ネットいじめのことを取り上げ、(1)専門家が調べれば誰が行っているかを特定できることにより、ネット上にいじめの証拠が残る行為であるということ。(2)ネットいじめは、参加しない選択がしやすいものであるということ。(3)自分がネットいじめの対象にされたとき、そのサイトを見ない選択ができるということ。以上3点について指導した。
 情報機器は、日進月歩で変容を続けている。子どもたちが中学生・高校生になるころには、新たなネット上のいじめや不正行為が流行するかもしれない。今回の授業が、「そういったことに関わらない、そういったことに負けない」心の育成に役立つことを願う。