【稲沢市立治郎丸中】学級活動「どっちをえらぶ」
- 公開日
- 2013/12/03
- 更新日
- 2013/12/03
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
自分の考えや気持ちを主張する活動を通し,相手を思いやる気持ちを育てたいと考え,「どっちを選ぶ」の実践を行いました。
自分の意見を友だちの前で発表したり,友だちの意見を聞いたりして自他の違いを知ることをねらいとして実践を行いました。まず,学習シートの2つの選択肢から自分の好きな方を選び,理由を考えました。友だちと相談はさせずに各自で考えをまとめた後,自分のもった考えをグループの友だちと伝え合いました。
伝え合う活動では,「心(やる気)があれば,お金はたまる」など,自分の考えを素直に友だちに伝えることができました。また,「メールは相手の気持ちしか伝わらないけど,手紙は字を見ればそのときの気持ちが分かる」という友だちの話を聴いて,自分の考えとの違いに気付いたり,考えを広げたりする生徒もいました。
授業後の生徒の感想には,「いろいろな考えがあって驚いた。でも,みんなの話を聞いていると,『なるほど!』と思うものばかりで,本当に楽しかった。」とありました。アンケートでは,「楽しかった」と7割の生徒が答えており,友だちとかかわる活動自体を楽しむことができました。また,「いろいろな考えが分かってよかった」「意見をまとめることは難しかったけど,意見が違っておもしろかった」など,自分と友だちとの違いを認めようとしている感想も見られました。