モラルBOX日記

【田原市六連小】6年生情報モラル授業「メールの返信」

公開日
2013/12/09
更新日
2013/12/09

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校の6年生に聞くと、携帯電話やゲーム機で、メールやチャットをやらない子はほとんどいない状態でした。LINEをしている子も数人いるようでした。そういう情報に対するモラルや友情について、副読本『明るい心』では「メールの返信」という題材が用意されています。
 メールの約束を知っているものの、やむにやまれず夜遅くメールを出してしまった友達のメールを見ることができなかったため、人間関係がぎくしゃくするという内容のものです。
 実際の授業では、主人公の置かれている状況をきちんと押さえ、2人のいけなかったところを考えました。その上で、この後主人公はどうすべきかを考えました。「きっと、メールだとわかってもらえないから、実際にあって話す。」というものや、「会っても、ぎくしゃくしそうだから、他の友達に相談する。」「もっとこじれたら、先生や親に相談する。」という共感的な追究をすることができました。
 情報技術の革新がものすごいスピードで進む中、単なる端末やネット利用におけるマナーの指導だけに終わらず、基本的な人間関係を育むように、今後も道徳の時間や学校の教育活動全体の中で、情報モラル教育を推進していきたいと思います。