【岡崎市立下山小】福祉実践教室を行いました。
- 公開日
- 2013/12/10
- 更新日
- 2013/12/10
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では,岡崎盲学校との交流活動を行っている。6月には本校で育苗をしているササユリを盲学校に届ける「ササユリ訪問」で3・4年生児童が盲学校児童と交流をしています。
12月には隔年で互いの学校を訪問し,和太鼓の演奏やレクリエーション,学校探検などをしています。盲学校児童と下山小児童がペアとなって6年間の交流をすることで,子供たちは盲学校の子も友達という意識でいます。
盲学校児童への理解を深め,交流をより意義のあるものにするために,2学期には盲学校の先生を講師としてお招きし,福祉実践活動が行っています。今年も2名の先生に来校していただき,全校児童が点字の学習,盲人ガイドなどを体験しました。
「今日,福祉実践教室で,目の不自由な人の手引きの仕方を勉強しました。アイマスクをつけたA子さんを誘導しました。1番大事なことは安全性です。誘導するためには注意しないといけないことがたくさんあると思いました。逆に誘導されることもやりました。ふだんは目で物を見ることができるけど,目が不自由だと目で何かを見るということができません。体験して,どんな世界を見ているのか少しだけわかったような気がしました。以前,目が不自由な人を見かけたことがありましたが,そのときは何もできませんでした。今日,勉強をして,そんな困っている人がいたら,ぜひできることがあれば手伝おうと思いました。」(6年生児童)
この日記のように,児童は目の見えづらい体験をしたことで,相手を思いやり,手伝おうとする心を育むことができました。