【半田市立成岩中】 ネット環境の実情とトラブルの怖さおよび対処方法
- 公開日
- 2014/07/08
- 更新日
- 2014/07/08
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では6月16日(月)に情報モラル教育の一環として,半田警察署生活安全課少年係より4名の署員の方をお招きして,全校生徒を対象に「ネット環境の実情とトラブルの怖さおよび対処方法」というテーマの講演会を開き,学習しました。
本校における生徒間のトラブルにおいても,インターネットを利用したLINEや掲示板などに起因するものの割合が増加しつつあります。講話では,はじめに酒・たばこや違法薬物の入手とインターネットの関係,そこからさまざまな問題や犯罪に発展していく事例を聞くことができました。そして,違法薬物は,一時的な現実逃避にしかならず,最後は自分を滅ぼしてしまうので,インターネットの側面にある怖さを知って欲しいと話されました。次に,インターネットやスマートフォンの過度の利用によるネット依存症について,LINEの閲覧忘れが原因でいじめに発展したり,出会い系サイトの安易な使用から中学生が性犯罪などの被害者になったりする事例を挙げ,便利な道具も使用方法を間違わないことが大切であると話されました。そして,もしトラブルに巻き込まれてしまった時には,一人で抱え込まずに,周りの大人や最寄りの警察に相談することを教えていただきました。
生徒たちは署員の方の講話を,自分の身に置き換え,真剣な表情で聞き入っていました。その後,生徒たちは各教室に戻り,講話の感想を書いてこの日の学習を締めくくりました。
生徒の感想から:
・SNSやLINEだと相手の顔が見えず,軽い気持ちで書いても相手がどう思ったか分からないので,怖いと思いました。
・身近にあるスマホや携帯電話で,簡単に違法薬物が手に入れられることにとても驚いたと同時に,自分も被害者,加害者の両方になってしまう可能性もあるのかという恐怖を覚えました。
・今日の講話で,LINEなどで知らない人と気軽に友達になったりしゃべったりしていたが,これからは十分注意したい。
・便利なものだけれど,今回聞いたことを生かして,違法薬物や犯罪の被害に巻き込まれないようにしたい。