モラルBOX日記

【弥富市立弥富北中】自分を見つめる自問タイム 〜凛として〜

公開日
2014/12/02
更新日
2014/12/02

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

  • 1922389.jpg
  • 1922390.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10516616?tm=20240815153205

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10520412?tm=20240815153205

 本校は,日頃の清掃活動において「自問」に取り組んでいます。静かに落ち着いて自発的に取り組むことで,生徒たちは自分に向き合い,成長の糧となるよう努めています。そのときに大切にしているのが「我慢玉」「親切玉」「発見玉」という3つの玉です。誰とも話をせず,一人になって真剣に清掃に取り組む「我慢玉」。「我慢玉」を磨くことができたら,周りに気配りをしながら,人を助けながら清掃に取り組む「親切玉」。「親切玉」を磨くことができたら,一見きれいな状態の中にも「こんなところに実は汚れがあった」と,普段見えないものを自ら見つけようとしながら清掃に取り組む「発見玉」磨きへと,生徒たちは3年間をかけて清掃に取り組んでいきます。そして,生徒たちは,この3年間で多くの気づきを得ていくことになります。この気づきのために,毎週末,「私の中の私が見たい」と題して,自問清掃のふりかえりを綴っていますが,年2回,これらのふりかえりを全校一斉で読み合い,共感し合う「自問タイム」を設けています。1学期に行われた「自問タイム」は,学年内でふりかえりを読み合う,共感し合う機会でしたが,この11月末に行われた2回目は,学年を越えてふりかえりの読み合いを行いました。生徒全員が真剣な眼差しで読み合い,自らの成長につながる糧を得たようです。凛とした,心ひきしまるひとときを分かち合うことができました。
[生徒の感想]
 3年生のふりかえりを読むと,1・2年生のときにはできなかったことができるようになったと書いてありました。できるようになったことに気づくのは素敵なことだと思いました。だから私も,そんな気づきを増やしていきたいです。毎日の15分という短い時間ですが,「昨日より今日,今日より明日」と,3つの玉を磨いていきたいです。