【東海市立名和中】福祉実践教室を通して
- 公開日
- 2014/12/24
- 更新日
- 2014/12/24
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、毎年1年生が地域の福祉施設をたずね、交流を行っています。高齢者や障がいをもつ方々との交流を通して、福祉に対する理解を深め、日常的な実践活動への契機とするのが目的です。
今年度も12月に、各クラスで地域のデイサービスや老人ホームなどを訪問しました。準備の時間には、どうしたら施設の利用者の方々に喜んでもらえるのかを考えたり、どういうことをして楽しむのかを決めたりしました。当日は、12月という季節に合わせて、利用者の方々と一緒にクリスマスカードや松ぼっくりツリーを作ったり、トランプやビンゴゲームで遊んだりと、笑顔あふれる楽しい交流にすることができました。はじめは緊張してなかなか話すことができなった生徒も、時がたつにつれて利用者の方々との会話を楽しむことができました。
活動を終えた生徒からは、「はじめは何をしていいかわからなかったけれど、話をするうちに楽しいと思えた。いろいろな話が聞けて良かった。」や「お年寄りの人たちの苦労を知ることができた。これからはお年寄りの人たちにもっと優しくしたい。」と言った感想が聞かれました。この活動を通して、生徒が福祉をより身近に感じ、これからの生活に生かしていけたらと思います。