モラルBOX日記

【江南市立西部中】総合的な学習の時間「ヤゴ救出大作戦」

公開日
2015/02/19
更新日
2015/02/19

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

本校では,毎年6月に,1年生が総合的な学習の時間を活用して「自然・環境・生命」をテーマに『ヤゴ救出大作戦』を行っています。『ヤゴ救出大作戦』は,本校のプールに棲みついたヤゴを,本校の「蜻蛉池」というビオトープに移動させる活動のことです。
 取り組む前に,講師の川口邦彦さん(NPO法人 トンボと水辺環境研究所 理事長)に「食物連鎖と地球環境」の話をしていただき,環境や命の大切さについて学習しました。この話を踏まえて,ヤゴの救出を行いました。
 子どもたちの感想としては「ヤゴは気持ち悪いと思っていたが,同じ生き物として大切にしなければならないと思った。」,「ヤゴを捕まえた時,手の中で動いてくすぐったかった。でも,その時に一生懸命に生きていることを実感した。」といったものが多くありました。
 また,その後の総合的な学習の時間のテーマ別学習でも,ヤゴ救出をきっかけに「自然・環境」を選択し,より深く学ぼうとする生徒もいました。
 今後も,自然環境や生命を大切にする心を育てる取組を続けていきたいと思います。