【豊橋市立老津小】いじめを考える道徳の授業
- 公開日
- 2015/02/23
- 更新日
- 2015/02/23
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
4年生では,校長先生によるいじめを考える道徳の授業が行われました。
授業では、実話を基に書かれた絵本「わたしのいもうと」(松谷みよ子作)を読み進めながら、いじめについて考えました。妹がいじめられている様子が書かれた前半部分を読み終え,「この後,妹はどうなったか」と投げかけると,「泣いた」「ひとりぼっちになった」「学校に行かなくなった」「助けてもらって,仲直りした」という意見が出されました。学校に行けなくなった妹が死んでしまう結末を知ると,子どもたちは「怖い」「心が傷つく」「命を奪うこともある」「やってはいけないこと」という言葉でいじめについて発言しました。校長先生からいじめと脳の関係についての話を聞くと,言葉でも人の脳を傷つけ生きていく力まで奪ってしまうということが分かり,子どもたちは,いじめの怖さを感じていました。授業の後半では,いじめを見つけたらどうしたら良いかを考えました。「先生に言う」「(自分たちと)違っていても認める」という意見が子どもたちから出されました。授業の中で「みんなと違うところなんてたくさんあるよね。それは悪いことではないんだよ。」と校長先生が語りかける場面がありました。担任とは違った語り口で,いろいろな大人がいじめについて子どもたちと考える機会をもつことの良さを感じました。