モラルBOX日記

【長久手市立南中】命の講座で学んだこと

公開日
2015/03/17
更新日
2015/03/17

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では,目指す生徒像の一つとして,「命の大切さや,個の存在の尊さを知り,自分や周囲の人の心と体を大切にできる生徒」を掲げています。そのため,3年間に渡り,総合的な学習の時間,道徳,学級活動,また保健体育を始めとする教科活動の時間を結びつけ,命の教育を行っています。1年生では,命や性に関するアンケートを行い,「誕生・そして命名」「命ほどに大切に思うもの」「思春期の心の変化は大人へのステップ」を主題とする学習を行いました。2年生では,1年生時の学習を踏まえ,具体的な男女交際や性犯罪について考えを深めさせ,「エイズについて考える」学習を行いました。3年生では,2年間の学習を前提に,卒業後の生徒を取り巻く社会環境を考え,もう一歩踏み込んで,「出産」「性感染症」「愛・生き方・命」などについて,専門家から直接聞く機会として,命の学習講座を行いました。
1年生のある学級では,命名について「もし自分の子どもが生まれるとして名前を考えるとしたら,どんな名前がよいか。」という質問に,今年の名前ランキングを参考に色々と意見を出し合いました。この授業を通して,名前に対する両親の思いの深さを知ることができました。「名前を考えることが,これほど大変なこととは思いもしませんでした。自分の両親は私のために,苦労して,時間をかけて自分に名前をつけてくれたと思います。私はこの私の名前でよかったです。」と考えた生徒もいました。