【稲沢市立片原一色小】「いじめ弁護士出張授業」
- 公開日
- 2015/07/24
- 更新日
- 2015/07/24
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、毎学期の教育相談で、職員と相談する機会を設けていますが、友達関係に悩む事例が増えてきています。そこで、実際に「子どもの人権相談」に携わっている弁護士の方を講師に招いて、人権とは?いじめとは?を考える学習会を実施しました。
「いじめって?」と弁護士が問いかけました。いじめは悪いという認識があったので、なぜいけないのか考えました。「人を傷つけるから」「大きな事件につながるから」といった意見が出ました。
次に、実際に起こったいじめの事例をICT機器を使って児童に伝え、いじめは命まで奪ってしまうことがあることを訴えていました。
最後に、透明でないコップにペットボトルに入った水を注いでいきました。人の心の中もこのコップと一緒で、水がいっぱいになっても外から見えないコップは、ほんの少し注ぐだけでもあふれてしまうという実演でした。実演後、人の心のコップは形や大きさもばらばらで、友達の心のコップには今どれくらい水が入っているか考えてほしいと伝えました。いじめには、いじめる人、いじめられる人、見ている人がいることを「ドラえもん」の登場人物に当てはめながら、児童はそれぞれの立場からいじめをなくすために何ができるのかを考えました。
【授業後の児童の感想】
児童A「どんなことがあっても、何があっても、たとえ、その人が最初に悪いことをしてしまっていたとしても、いじめはいけないことなんだと思った。」