モラルBOX日記

【幸田町立北部中】体験の中から思いやりの心を育む活動

公開日
2015/07/29
更新日
2015/07/29

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、毎年1年生が福祉実践教室として、障がい者スポーツの体験をしています。本年度も、「フロアバレー」、「車椅子バスケット」、「フライングディスク」、「サウンドテーブルテニス」の4講座を開き、それぞれのスポーツを生きがいにしてみえる講師の先生方からご指導をいただいて、体験活動を行いました。障がいをもつ講師の方々が生き生きとスポーツをする姿を見たり、一緒に汗を流したりする中で、生きがいについて考え、福祉への関心を高めることができました。
 以下は、「サウンドテーブルテニス」の講座を受講した生徒の感想です。
「僕は、目隠しをした時点でものすごく怖く、最初は一歩も動くことができませんでした。でも、周りの友達が声をかけてくれることで安心感が生まれ、少しずつ動くことができました。だから、目の見えない方の不安がものすごく分かりました。そして、ほんの少しの声だけでも、ものすごく安心できるんだと感じました。この福祉実践教室を通して、僕は、障がいをもっている方を少しでも安心させられるような社会にし、少しでもサポートできるように頑張っていきたいと思いました。」
 スポーツを楽しむ中で、思いやりの心を自然に育むことができる有意義な機会となりました。

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