【田原市立野田小】 正しい情報を伝えることの大切さ
- 公開日
- 2015/08/03
- 更新日
- 2015/08/03
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
低学年(小2年)での情報モラル学習を紹介します。
本校は、本年度NIE実践指定校として、新聞教育に取り組んでいます。そこで、新聞づくりにおいての、情報モラル学習を行いました。
2年生は、生活科の時間に校区探検をします。その際、子ども記者になろうという設定で、校区の取材をし、新聞記事づくりを行っています。そこで、道徳の授業において文部科学省資料平成23年『小学校道徳読み物資料集』より資料「みんなのニュースがかり」を取り上げ授業を行いました。
≪資料の概要≫
けいすけ君は、ニュースがかり、昨日がんばって書いたニュースを教室にはったのです。ところが学級のみんなは、おこっています。けいすけ君は、「みんなのしょうかい」を書くときにちゃんと調べずに、書いてしまったので、間違いだらけなのです。みんなに言われて、あわててニュースをはがしました。
けいすけ君がしょんぼりしていると、「ちゃんと、調べて書けば、みんなもきっと喜ぶとおもうわ。」とゆいさんが、話してくれました。みんながおこったわけを考えながら、もういちどニュースを書くことにしました。
すると、新しいけいすけ君のニュースを「みんなのことがよくわかるね。」とみんながうれしそうに読んでくれました。
≪指導の流れ≫
・導入:教師が作ったでたらめ新聞を提示し、思ったことを出し合う。
・資料の提示:教師が資料を読み聞かせする。
・話し合い:
はりきって新聞を作ったけいすけ君の気持ちを考える。
まちがった新聞を見た、みんなの気持ちを考える。
もう一度ニュースを書いているときのけいすけ君の気持ちを考える。
「みんなのニュースがかりだね」と言われたときの気持ちを考える。
・新聞づくりで、どんなことに気をつけたらよいか考えを発表する。
≪子どもの感想≫
・ちゃんと取材をして、調べて記事を書かないといけない。
・まちがったことを書いたら、読んでくれる人が信じてくれなくなる。
・自分もまちがったことを書かれたらいやなので、正しいことを書く。
・うそは書かない。ちゃんと調べて確かめてから記事を書くようにしたい。