【知多市立八幡中】多文化共生を図る国際理解教育の出前授業
- 公開日
- 2015/08/26
- 更新日
- 2015/08/26
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
平成26年11月11日(火)知多市立八幡中学校で人権週間における国際理解教育のための出前講座が体育館で行われ,全学年生徒・職員が参加しました。講座の講師として八幡中学校の卒業生の山本マキコさん(両親がブラジル人)に来ていただき,自らの経験をもとに多文化共生について話をしてもらいました。事前に,全校生徒に多文化共生やブラジルに関する簡単なアンケートを行い,多文化共生についての関心を高め,その上で講座を行いました。講座では,スクリーンに映した写真をもとにブラジルの文化を紹介したり,全員参加型でのブラジルについてのクイズを出したりしました。そして講座の最後には,歌詞をスクリーンに映し,ポルトガル語と日本語でアナと雪の女王の主題歌の「Let It Go」の大合唱を行いました。
事前に行ったアンケートやクイズなどによって生徒たちは自分たちの知っているブラジルと実際のブラジルの違いを知り,驚いている生徒も多くいました。この講座によって外国の生活・文化を知ることで国際的な視野を広げることにつながりました。
八幡中学校には外国籍の生徒や,保護者が外国人の生徒が多く在籍しており,通常の授業の際にも,それらの生徒を抜き出して特別に日本語をかみ砕いて授業を教える「日本語適応教室」というものもあります。今後もこのような活動を通して,外国とのつながりを深め,多文化共生について考える心の教育推進活動を続けていきたいと思います。