【半田市立乙川小】思いやりの心を育むペア活動
- 公開日
- 2015/09/07
- 更新日
- 2015/09/07
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、異学年とのペア活動を通して子どもたち同士の絆を深め、「心を育てる」教育に取り組んでいます。
5月の初めての児童集会では、ペア学級で、自己紹介ビンゴゲームを行いました。1年と6年、2年と4年、3年と5年がペアを組み、好きな食べ物や好きなキャラクターなどでゲームを楽しみ、お互いのことを楽しく知ることができました。まだ字を上手に書けない1年生の代わりに6年生が書いてあげるなど、ほほえましい姿も見られました。
運動会では、6年生が1年生のために、運動場の控え席までいすを運ぶのを手伝いました。委員会やクラスの仕事で忙しい中、笑顔でやさしく1年生と接していました。
6月には、ペア読書を企画し、低学年がペアに読んでもらいたい本を選んで、高学年が読み聞かせをしました。低学年の子が楽しくお話を聞けるように、熱心に読む練習をする姿が見られました。
その他にもペア掃除やペア給食など、楽しいだけでなく高学年が力を発揮し低学年を教える企画もあり、下級生には「自分もこんなお兄さん(お姉さん)になりたい」と、感謝の気持ちと共に上級生を敬う気持ちが芽生えてきたようです。また、上級生には、頼られる存在であることの自覚が生まれ、相手の立場になって考える温かい心が育っています。
今後もペア活動を通して、学年を超えた子ども同士の関わり合いを深め、思いやりの心を育んでいきたいと思います。