モラルBOX日記

【一宮市立中部中】スマートフォンの使用について

公開日
2015/10/16
更新日
2015/10/16

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

1年生のテスト発表後のふれあいでは、「スマホ18の約束」という資料を使って、携帯電話やインターネットの使い方について考える時間を設けました。部活動の時間も短くなり、自宅で過ごす時間が増えると、身近にある携帯電話に触れる機会も多くなります。何気なく使っている道具ですが、使い方を間違えるといろいろなトラブルのもとにもなります。「スマホ18の約束」はあるアメリカ人の母親が13歳の息子に向けて、スマートフォンを持つにあたって守ってほしい約束を書いたものです。「あなたのことを本当に愛しています。」で始まる18の約束の一部を紹介します。

・学校のある日は午後7:30に、休日は午後9:00にママかパパに携帯を渡しなさい。次の朝7:30までシャットダウンしておきます。
・人に面と向かって言えないことを、この携帯を使い、メールで言わないでください。
・友達の両親の前で言えないようなことをメールでしないこと。
・時には携帯を家においていきなさい。携帯なしで生活することを覚えてください。
・あなたの周りで起きることをよく見てください。窓の外を見て鳥の声を聞いて、散歩に出かけ、知らない人とも話すようにしなさい。
・問題があるようなら、携帯を没収します。そして一緒にそのことについて話し合います。私はあなたのチームメイトです。一緒に答えを出していきましょう。

生徒の感想には、「携帯をもつからにはしっかりとした責任と自覚が必要だと思った。このお母さんは本当に大切なことを教えていると思った。」「お母さんは息子を信じているんだなあ、と思った。この約束を忘れそうになったら、スマホをもらったときの気持ちを思い出して、守るようにしたい。」「もし使う時が来たら、会話をメールやSNSに頼らないで、話せるときは相手と向き合うようにしたい。」「必要以上に使用せず、もっと別の時間を増やし自分を成長させていきたい。」などがありました。科学技術は日々進歩し、生徒は様々な情報やものに囲まれて生活しています。それらに振り回されず、うまく活用できるよう、意識を高めていくことが必要だと思います。こうした情報教育を、これからも継続して行うことで、生徒の意識を高めていきたいです。