モラルBOX日記

【稲沢市立山崎小】いのちのバトンタッチ講演会

公開日
2015/12/24
更新日
2015/12/24

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では,教育活動の一つとして,命を大切にする教育の推進に取り組んでいます。11月には,命の大切さに気付かせることを目標に,「いのちをバトンタッチする会」の代表である鈴木中人先生の講演会を開催しました。
 鈴木先生は,娘さんを小児ガンで亡くされた経験から,小児ガンの支援活動や「いのちの授業」に取り組んでみえます。講演会では,鈴木先生の娘さんの紹介から,発病,そして天国への旅立ちまでのお話と,著書である絵本「6さいのおよめさん」の読み聞かせをしていだたきました。
 鈴木先生の力強い言葉の一つ一つに,全校児童も保護者の方々も真剣に耳を傾けていました。改めて,命の大切さや,家族の大切さを実感できる貴重な時間となりました。
〈鈴木先生の言葉〉
「どんなことがあっても,お父さん,お母さんより絶対に早く死んではいけない。あなたがいなくなったら,お父さん,お母さんは,血の涙を流すんだよ。」
〈児童の感想〉
・自分が今こうして生きているということは,なくなった人から命をバトンタッチされているんだなあと強く思いました。
・これからもっともっと命を大切にして,自分がお父さんになったら命の大切さを子どもにも伝えて行きたいです。
〈保護者の感想〉
・鈴木先生の心のこもった話し方に,子どもたちは「いのちは大切」ということを感じたと思います。
・子どもが親より先に天国へ旅立ってしまう心の苦しさ。大変貴重なお話を聞くことができました。
・「いのち」について普段なかなか話せないことも話し合うことができてとても良い時間になりました。子どもには,長生きしてもらい、将来たくさんの人に命の大切さを伝えていって欲しいです。