モラルBOX日記

【美浜町立奥田小】「電子メールのマナーとモラル」

公開日
2015/12/25
更新日
2015/12/25

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校では、情報教育の年間計画で、全学年において情報モラルの学習を位置づけています。11月には、5年生が美浜町情報教育アドバイザーに来ていただき、電子メール等を使うときのマナーとモラルについて学びました。
 教室のコンピューター同士だけでメールのやり取りができるソフトを使い、電子メールの基本的な使い方を学んだあと、実際にメールを送り合う体験をしました。
 はじめのうちはとても楽しそうに友達同士でメールを送り合っていましたが、突然、「先生。変なものが出てきた。」と言う声が聞こえてきました。実は、事前に情報教育アドバイザーの方が作っておいたウイルスが入ったメールを開いてしまったため、ウイルスに感染してしまったのです。情報教育アドバイザーの方から、コンピューターをウイルスに感染させないために気を付けることを教えていただき、その後のメール体験では怪しいメールは開かず、慎重にメールのやり取りをしていました。
 最後に、情報教育アドバイザーの方から、メールやインターネットの危険性について以下のことを教えていただきました。

・知らない人から来たメールや、知っている人でもいつもと違うメールが
 来たときには安易に信用して開いてはいけない。
・URL付きのメールにはワンクリック詐欺の危険性もあるので、クリッ
 クしない。
・ゲームやアンケートには生年月日や電話番号などの個人情報を聞き出そ
 うとするためのものが多い。
・人の恐怖心を利用したチェーンメールは、そのまま捨てるか、警察のホ
 ームページに掲載してあるアドレスに送る。
・顔の見えない人とのやり取りは、「なりすまし」もあるので気を付け
 る。(写真を送ったり、会ったりしない)

【児童の感想】
  ・インターネットの世界には恐ろしいこともいっぱいあるということ
   を知った。
  ・知らない人からのメールは開かず、お母さんに相談しようと思う。

 この先、多くの児童が携帯電話を持ったり、インターネットやメールを使用したりする機会が増えてきます。今後も、児童が安全に活用できるように指導を続けていきたいと思います。