【豊田市立大畑小】いのちについて考えよう
- 公開日
- 2016/03/14
- 更新日
- 2016/03/14
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
6月に行った第1回の学校保健大会では,「自他のいのちを大切にできる子を育てる」ことをねらいとし,全校児童と保護者で「いのち」について考える機会をもちました。本年度は「食から考える命」をテーマにし,普段食べ物として食べている物の命について取り上げ,そこから命の大切さについて学びました。
最初に健康委員会の児童が,自作の劇「のび太の給食探検記」を披露し,食べ物を大切にし,残さないようにしようと訴えました。
後半は,元酪農家の久保田健一氏の講演をしていただきました。実際に乳牛を育てていた久保田氏の実感のこもった話に,児童も保護者も引き込まれていきました。等身大の牛の絵を広げた時には低学年の子はその大きさに驚き,牛の出産ビデオを見て,命が生み出される力強さに感動していました。食べ物として見ていた牛乳が,牛の命から生み出されることを実感し,食べ物も命をもつものとして感じることができました。
「食べ物にも命があるから,残さないようにしたい」「育てている人は食べ物も命として大切にしているので,私もそうしたい」「命をもらって自分も生きていると気付いた」という感想をもった子が多くいました。
この会を通して,食べ物を大切にしようとする意識を高めるとともに,命の大切さや命への感謝の気持ちを感じる機会とすることができました。