モラルBOX日記

【豊田市立大蔵小】読書を通して、いろいろな本と出会うことで、豊かな心を育む子どもを育てる

公開日
2016/03/16
更新日
2016/03/16

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では豊かな心や温かな心を育む教育の一つとして読書活動に取り組んでいます。木曜日の朝は、「読書タイム」を設け、本に向かう時間としています。15分間、静かに集中して読書をしています。教師も一緒になって読書をし、一日の良いスタートとなっています。
 個人で読む活動だけではなく、地域の方々による「読み語り」、読書週間における図書委員会による啓発活動「手作り紙芝居の発表」や、国語の授業の発展として「お話ミニミニ読み語り」なども行っています。
 地域の方のボランティアによる読み語りは、年間12回行われています。内容を学年に合わせたり、季節の行事に絡めた本を紹介していただいたりすることにより、更に本に親しむことができています。
 読書週間には、全校の児童がたくさんの本に親しむことができるように、図書委員会による様々な活動が計画されています。今年度は、手作り紙芝居を発表しました。たくさんの本の栄養が注入されて心と身体が健康になった主人公が活躍するお話に、全校児童が聞き入っていました。
 読書週間の中で、たくさんの本に親しみ、心に栄養を増やすことができました。
 朝の読書の時間だけではなく、本に親しむ場面をできるだけ多くしたいと考え、国語の授業の発展として、「お話ミニミニ読み語り」に取り組みました。物語文を学習した後、その発展として、同じ作者の本を読み、他の学年に聞いてもらう活動です。全文を読むのではなく、お気に入りの1ページを読みます。次にどんなお話が続くのか興味をもつことができました。他学年の活躍を見る機会にもなりました。
 このように、さまざまな人や場面を通して、たくさんの本と出会うことで、子どもたちの心に栄養が行き渡り、豊かな心が育っています。