【豊橋市立高根小】マナーを学ぶ!!〜みんなでつくろう「われらのネット憲法」〜
- 公開日
- 2016/12/15
- 更新日
- 2016/12/15
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
子どもたちは、今までインターネットを利用した経験から、情報の多さや、利便性に気付いている。自分専用のスマートフォンを「現在持っている」又は「持ちたい」と思っている子が55%おり、スマートフォンへの関心が高い。「スマートフォンでやってみたいことは?」の質問では、ゲームアプリ、YouTube、ライン、音楽視聴であった。これらは利用の楽しさがあるが、利用の仕方を間違えるとトラブルを引き起こす可能性が高い。そこで、インターネットやスマートフォンを使う時には、ルールやマナーについて考えて利用してほしいと考えた。
第1時では、インターネットで情報を得たとき、掲載されている情報が本当に正しいかどうかを確かめて自分で判断できるようになるとともに、偽情報の発信源にならないように、発信者としての態度も身に付ける。その際、「事例で学ぶ Netモラル」の映像クリップを活用する。第2時では、友達とラインでやり取りをするときには、文字情報・スタンプ・絵文字だけでは、正しく伝わらないことがあることを知り、自分が意図したことが伝わる内容になっているかを考える。ラインでのトラブルが自分のこととして感じられるように、黒板をスマートフォンに見立てて、メッセージのやり取りを再現する。第3時では、講師の方をお招きし、スマートフォンの安全な使い方を学ぶ。単元の最後には、これまで考えてきたインターネットやスマートフォンの正しい利用法をまとめ、「ネット憲法」を作成する。
学習後の子どもは、「ラインで友達にいやな思いをさせないように気を付けたい」や「不特定多数の人とつながる可能性があるネットの使い方を考えたい」などの感想を持った。