【大府市立東山小】人権週間の取組「一斉道徳」
- 公開日
- 2017/01/16
- 更新日
- 2017/01/16
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
東山小学校では、人権週間中の12月5日に、全校一斉に道徳の授業を行いました。「思いやり・親切」「信頼・友情」「公平・公正、正義」などについて、学年ごとに考えました。
1年生では、「二わのことり」という資料を読んで「仲よし、助け合い」について考えました。うぐいすの家に行きながら、やまがらのことを心配するみそさざいの気持ちを中心に話合いをしました。うぐいすの家を抜け出したみそさざいの気持ちを考える場面では、「ごめんね。すぐに行くからね」「やまがらさんのこと、忘れていなかったよ」「友達だから行こう」とやまがらのことを思う意見が出ました。授業の最後に、本校の卒業生が作詞、音楽の先生が作曲で作った人権の歌「smile スマイル」を聞き、友達や勇気の大切さを感じました。
5年生では、「アンパイアの心」という資料で、「公平・公正、正義」について考えました。アンパイアとして正しい判断をする公一の気持ちを考えることで、誰に対しても公平な態度で接する大切さを考えることができました。授業の後半では、「私たちの道徳」を使って、マザー・テレサの活動や千住明のメッセージに触れ、差別について考えました。偏った見方や接し方をしている場面について、「自分だったら」と考えることで、差別で人を傷つけることがあると感じ取っていました。自己への振り返りの場面では、「相手を思いやる気持ちが大事」「いじめなどで、見て見ぬふりもしないようにする」「公平・公正の心をもつことで、差別のない世界にできるのではないか」「差別やいじめなど悪いことに対して、勇気を出していけないことだと伝えたい」と考えることができました。
道徳の時間を通じて感じた、「友達のよさ」「相手を思いやる気持ち」「差別のない世界にしたい気持ち」「正しいことをする勇気」を大切にして、子どもたちの温かい心を育てていきたいです。