モラルBOX日記

【豊川市立天王小】「とどけよう!あったかいきもち てんのうバルーン」

公開日
2017/01/16
更新日
2017/01/16

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 天王小学校では、人権週間に合わせ、全校で「あったかいきもち」をテーマに活動を行いました。全校集会では、児童会役員の劇「誰にでも温かい気持ちで接しよう」を見て、自分の行動を振り返った。そして全校で「世界に一つだけの花」を歌った後、校長講話を通して、「一人一人のよさに自信をもって、自分と周りの人を大切にしていこう」の思いをもった。更に約1か月間、全校で「友達のよいところを見つける」取組を行った。
 本校では、一年を通して縦割り班活動としてわくわく班活動を行っている。田植や稲刈り、運動会などの行事は、わくわく班で活動している。そこでペア学年との交流を図り、ペアの子と心の触れ合いを深めている。1・6年は年間を通じて本の読み聞かせを行っている。また、休み時間を利用して、6年生が1年生になわとびや鉄棒の手本を見せ、補助をしながら教えた。5年生は体力づくり「パワフルチャレンジカード」の技を2年生に教え、一輪車や鉄棒ができる子を増やすことができた。3・4年生は班対抗ドッジビー大会を行い、大いに盛り上がった。他にも、ペア学年で学芸会の練習を見合って感想やアドバイスを交換した。
 このような触れ合いを通して、ペアの子のよいところをたくさん見つけ、ペアの子へのメッセージをふうせんカードに書いた。そして、ペアのカードを隣同士に並べ、わくわく班のバルーンを作った。そうして出来上がった「とどけよう!あったかいきもち てんのうバルーン」を児童昇降口に掲示した。子どもたちは自分のカードを探して指さしたり、ペアの子のカードを読んだりして、うれしそうにしている姿が見られた。学期末の懇談会には保護者の方にも見ていただき、学校の取組を発信することができた。
 今後も、学年・学級活動やわくわく班活動を通して、友の良いところをたくさん見つけ、温かい気持ちになったり、自分の良さに気付いたりする機会を増やしていきたい。