モラルBOX日記

【春日井市立藤山台中】 「コミュニケーションについて考えよう (学校保健委員会から)」

公開日
2017/01/17
更新日
2017/01/17

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、毎年11月下旬に保健委員会を中心に「学校保健委員会」を開催しています。昨年度は「自分の気持ちをうまく伝えよう」というテーマで、保健委員会のメンバーが人との関わりの中でコミュニケーション能力向上は欠かせないということを説明してくれました。事前のアンケート集計結果で、2・3年生の約7割近くの生徒が「自分の思いをうまく伝えられずにいやな思いをしたことがある」と回答している現状から、「伝え方を工夫することがとても大切だ」というまとめとなりました。
 そして今年度は、昨年度の流れを引き継いで「コミュニケーションについて考えよう」というテーマで、特にパソコンや携帯電話・スマートフォンを使った「ライン」でのトラブルとその原因やトラブルを回避するための工夫について話し合いました。保健委員を中心に、プレゼンテーションを作成したり、ロールプレイでトラブルになりやすい場面を説明してそれをどのように回避するかを演じたりなど、全校生徒・職員で考えました。事後のアンケートでは、「自分の気持ちを正確に理解してもらうためには、文字だけではなく直接会って相手の表情を確認しながら話すことが大切だ」「大事な用件は具体的に説明しないと伝わらない」「相手のラインの文章が言葉足らずでちゃんと理解できないことに苛立つこともあったが、自分自身が理解しようという気持ちをもっていないとトラブルの原因になってしまうから、これからは気を付けたい」など、前向きな意見が数多く寄せられました。コミュニケーションは言葉だけでなく、話し方や表情、声のトーンなど言葉以外の要素も重要だということを改めてかみしめていた様子でした。