モラルBOX日記

【豊田市立幸海小】いじめノックアウト!全校で行動宣言

公開日
2017/01/31
更新日
2017/01/31

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 人権週間に、全校でNHK学校放送番組を視聴し、「いじめ」について考えました。今回視聴したのは、NHK for school「いじめノックアウト」の「いじめたいきもちはどこから」です。
 番組内の子どもたちが、いじめが起こったときの気持ちとしてあげた「悪」「怒」「妬」「裏」・・・などとは別に、「笑」「楽」を挙げた子もいるということについて一緒に考えました。自分が、もしいじめをするならどんな気持ちからなのかを考えさせると、やはり「嫉妬」や「嫌悪」と答えた子が多くいました。でも、それが、だんだんといじめ自体が「楽」しくなってきたり、「笑」うためにいじめをしたりするようになってしまうのではないかという意見も出ました。
 その後、いじめをなくすために自分たちは何ができるか、もし誰かをいじめたくなったとき、いじめないためにどうしたらよいかを考えました。子どもたちは、「日記に書く」とか、「友達に言うといじめになってしまうから、先生に相談する」といった意見が出されました。いじめたくなってしまうことは、誰にでも起こりうる気持ちだと思います。そのとき、どう自分の気持ちを止めるかが大切だと感じました。「とにかく誰かに相談すべき」というのが、子どもたちの大多数の考えでした。

 その後、いじめを起こさないための行動宣言を書きました。
・いやなことがあったら、いじめをする前に大人に相談する。
・相手がいやそうな表情をしていたら、すぐに「ごめんね」と声を掛ける。
・いじめに参加しないで、先生に相談して絶対にいじめをしないようにする。
・LINEなどの相手の顔が見えない会話をするときには、相手の気持ちを考えてする。

 今回の取組みでは、大型テレビなどのICT機器を利用して全校で同じ番組を視聴し、考えることができ、大変良かったと思います。いじめを起こさないために何をすべきか、子どもたちと一緒に考えていきたいと思います。

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