モラルBOX日記

【刈谷市立依佐美中学校】 すばらしい伝統

公開日
2017/09/20
更新日
2017/09/20

ちょっといい話

 依佐美中学校の自慢の一つは、自転車の整頓が美しいことです。
 本校では、全校の9割を超える生徒が自転車通学をしています。そのため、交通事故防止などの目的で、生徒は入学したときから自転車の乗り方や自転車の止め方まで細かく指導を受けます。毎年4月には、1年生に向けて交通安全教室を開き、警察や交通指導員の方たちから交通マナーについての話をしていただきます。5月には、全校で交通マナーや通学路の確認も行います。その他にも、定期的に交通安全委員が自転車の点検や、毎月0の付く日の朝に交通立ち番をしています。教員も、下校指導で正しい自転車の乗り方ができているか、マナーを守って走行できているかなどを見守っています。このような学校全体での取組を通して、生徒たちは次第に正しい自転車の乗り方を学び、安全運転への意識も高まっていきます。初めは上手に自転車に乗ることができなかった1年生が、1学期が終わる頃には先輩たちと同じようにスムーズに登下校をする姿に成長を感じます。
 大会などで他校に出かけると、多くの先生方から自転車に乗るときのマナーがよい、整頓が美しいと褒めていただきます。自転車の列は線が引いてあるかのようにまっすぐで、ハンドルの角度までそろっていて整然としています。それは、ふだんの学校生活で意識していることがしっかりと身に付いているということだとうれしく思います。これからも生徒が依佐美中学校のすばらしい伝統を誇りに思い、プライドをもち続けていくことを願っています。