モラルBOX日記

【岡崎市立北野小学校】 頑張ることって?

公開日
2017/11/28
更新日
2017/11/28

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 3年生の道徳で、最後まで頑張ってやりぬく心について考える授業を行いました。現在、子供たちは学芸会に向けて日々練習に取り組んでいます。役のセリフや楽器の演奏、歌の練習をする中で、うまくいかないこともあり、つまずく姿もあります。道徳の資料「さか上がり」(明るい心)を読み、主人公「知子」が目標に向かって困難に耐えながら最後までやり通す姿から、「何としても達成しようと頑張ること」について子供たちと考えました。ほぼ同じ時期に体育の授業でさか上がりに挑戦していたので、子供たちにとって身近で親しみやすい内容となり、自分のことのように考えることができる教材となりました。
 「もし自分が知子と同じ状況だったらどうするか」を考えさせると、子供たちから「できないままだと悔しいから、諦めずに何回も挑戦する」「先生や友達からこつを聞いて、休み時間にも練習する」などの意見が出されました。また、自分が今頑張っていること、これから頑張りたいことを考えて、友達同士で発表し合いました。「学芸会の本番でよい演奏ができるように毎日オルガンの練習を頑張りたい」「学芸会の役の声や動きを大きくできるように頑張っていきたい」「算数のかけ算の筆算を間違えないようにたくさんの問題を解きたい」と伝え合うことができました。
 目標を達成するために努力を続けることはたやすいことではありません。頑張ることは苦しいことでもあるが、それが子供たちの満足感や充実感につながるように、これからも考えたり、体験したりすることを大切にしていきたいと思いました。