【北名古屋市立熊野中学校】人権週間の取組
- 公開日
- 2018/03/01
- 更新日
- 2018/03/01
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、人権週間に合わせて、朝礼や道徳の授業や生徒会活動などで、人権に関する取組を行いました。
1朝礼での校長の講話
人権活動家のマララ・ユスフザイさんの話や、人権という考え方が生まれた経緯などを、話と画像で知りました。また、身の周りにある人権侵害について考え、一人一人が大切な存在であり、その大切な人を傷つける行為は絶対に許されるものではないことを学びました。
2全校で同じ資料を使用した道徳の授業
「いじめ」について考える中で、生徒のよりよく生きていこうとする気持ちや人権に対する意識を高めました。資料についてグループや学級で話し合った後、いじめのない学級や学校にするために自分にできることは何かを考えました。以下は、生徒が書いた考えです。
・相手のことを考え、嫌がることをしない。相手を尊重する。
・「いけない」と思ったら、周囲に合わせて行動をしない。
・「助けて」というサインを送ってきたら、見て見ぬふりをしない。
3「いじめ根絶行動宣言」の採択
各学級から出されたいじめ根絶宣言をもとに、生徒会が中心となって「いじめ根絶行動宣言」を採択しました。今年度採択された行動宣言は、以下の三つです。
○話を聞く耳、正しいことを見極める目を育てる
○友達や仲間の大切さを理解する
○善悪の判断をしっかりつける
4「ハッピーメッセージ」の掲示・放送
仲間のよいところに気付き、互いに認め合い、自己肯定感や自己有用感を高めるために、生徒会で「ハッピーメッセージ」を募集し、掲示したり、放送で流したりしました。同学年からのメッセージだけでなく、先輩から後輩へ、後輩から先輩へ向けたメッセージもたくさん見られました。掲示されたメッセージを読んで、勇気をもらったという生徒もいました。以下は、掲示されたハッピーメッセージの一部です。
・いつも笑顔で声をかけてくれてありがとう。あなたのおかげで毎日がとても楽しいです。
・これからは君たちが先輩として引っ張っていかなくてはいけないので、大変だと思うけど、みんなで頑張って!
・何事にも一生懸命ですばらしいと思います。これからは僕もみんなの手本となれるように頑張ります。
これからも、様々な機会を通じて、生徒たちが他者に接する態度を考えたり、自己有用感を高めたりすることができるようにしていきます。