【知多市立旭東小学校】道徳「メールの返信」の授業実践
- 公開日
- 2018/03/06
- 更新日
- 2018/03/06
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
子供たちの身近に情報機器が当たり前にある時代。SNSが発達したことは、子供たちにとても大きな影響を与えている。本学級では、顔が見えない中でのやりとりから生まれた「すれ違い」が大きな問題となり、トラブルに発展したこともあった。その解決に当たる中で、子供たちには、情報機器のよい面しか見えておらず、危険性を考えて使用する子があまりにも少ないこと、また、SNSのやりとりを通して、本人たちも気付かぬうちに、閉鎖的な人間関係を築き上げてしまっていることが問題であると感じた。そこで、道徳「メールの返信」を通して、子供たちと情報機器との付き合い方について考えた。
授業では、午後9時以降は返信できないと伝えたのにもかかわらず、相談のメールに答えなかったことを責められてしまった主人公の、その後の行動について考えた。話合いの中で、「大事なことは、メールでなく直接話した方がよい。」「メールでは、相手の顔が見えないからけんかになるだけ。」「SNSは自分たちしか見えないから、自分勝手になってしまったり、何でも言えてしまったりして危険だよね。」などの考えが出された。
正しく判断し、ルールを守って情報機器を活用できる子を育てられるよう、情報モラル教育を今後も続けていきたい。