【豊田市立五ヶ丘東小学校】思いやりの輪を育てる全校縦割り活動
- 公開日
- 2018/04/02
- 更新日
- 2018/04/02
ちょっといい話
本校では、全校縦割り活動として、「なかよし活動」を行っています。
・異なった学年集団で交流する経験を通して、多様なかかわり方を学び、人間関係における視野を広げる。
・清掃活動や集会、遊びを通して、学級以外の集団における所属感をもたせるとともに、児童が自分でできる役割を考えさせ、責任感を養う。
・活動全般を通して、リーダーシップやフォロワーシップを学ぶとともに、次学年での活動への見通しをもつ。
・全校児童が仲よくなり、卒業生が惜しまれて卒業できる人間関係を作る。
という四つのねらいで取り組んでいます。学級担任が連携し、人間関係を考慮しグループを決めています。
4月の1年生を迎える会では、6年生の司会で自己紹介をし、縦割り班でゲームをしました。最初緊張していた1年生からも笑顔が見られました。4月末には、「豊橋総合動植物園」へなかよし遠足に出かけて親睦を深めました。班行動では、班の子を気遣う6年生の姿を見ることができ、反省にも「みんなのペースに合わせて楽しく過ごすことができました。」「話しかけにくそうにしている子に自分から積極的に話しかけることができました。」など、責任を果たそうとする6年生の姿が見られ、リーダーとしての心構えが芽生えてきました。
なかよし清掃では、6年生が中心になり、挨拶をしてから班で協力して掃除を行っています。ほうきの使い方がわからない子に教えたり、机を運ぶ低学年の子が困っていると、気付いた高学年の子が進んで手伝ったりして、思いやりのある行動ができるようになりました。
清掃の反省では、各自が最終チェックを責任をもって行うなど、みんなで学校をきれいにしていく心が育ってきています。