【豊根村立豊根中学校】自分の思いを伝えよう
- 公開日
- 2018/08/23
- 更新日
- 2018/08/23
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は、全校生徒が28名の小規模校です。校訓に「自立」を掲げ、学校生活と隣接する全寮制「志高寮」での生活を通して、「自律と自立」を目標に生活を送っています。生徒同士の仲はよく、お互いのよさを認め合うことができています。また、生徒会が中心になって大きな声での挨拶や丁寧な言葉遣いを、日々の生活の中で実践しています。
異学年同士も交流し、お互いの気持ちを思いやることができる反面、自分がいやだったときに、いやな気持ちを正直に伝えることが苦手な生徒がいるという課題があります。そこで、6月の後半から、「自分のいやなことはNO」を合い言葉に、自分がいやだったときに、その気持ちを積極的に表現することに取り組みました。さらに、表現しにくいという生徒に対する支援として、イエローカード、レッドカードを名刺サイズにして配布し、言いにくい時にはカードで意思表示ができるようにしました。
1学期の終業式では、実際に使った場面や、自分の変化を仲間と振り返りました。多くの生徒が常にカードを持ち歩き、この問題に対する関心が高いことがわかりました。実際にカードを使った生徒は少数でしたが、カードを持つことで、自分の気持ちを確かめる機会ができました。この取組は2学期も継続していく予定です。