モラルBOX日記

【一宮市立西成小学校】心ふれ合うペア活動

公開日
2018/11/22
更新日
2018/11/22

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 誰とでも仲よくし、お互いに心を通じ合わせることができるように、本校では、異学年との交流を通して多くの友達と関わりを深める活動を行っています。年間を通してペア学年(1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生)で一緒に活動する機会をつくり、ふだんあまり接することがない子たち同士での交流を深めています。活動内容としては、校外学習の予備日に、ペアの子と一緒にお弁当を食べる「ペア昼食」や、毎学期の読書週間に合わせて一緒に本を読む「ペア読書」などがあります。
 先日行われた2学期の「ペア読書」では、ペア学年ごとに、高学年の児童が低学年の児童に本の読み聞かせを行いました。4〜6年生の児童は、低学年の児童に分かる簡単な絵本を事前に選んで低学年の教室に持っていき、小さい子に分かりやすいように優しく読んであげていました。それぞれの教室で、高学年の児童に低学年の児童が寄り添って本を読んでいる姿はとてもほほ笑ましく、心から交流ができているという感じでした。高学年の児童にとっても、低学年の児童が寄り添って聞いてくれることに喜びを感じており、非常に有意義な時間になりました。また、4年生の児童は今年から「読んであげる」側になったので、2年生の児童に「分かる?」とか声をかけながら、優しく丁寧に読み聞かせをしていました。本の読み聞かせを通して、低学年の児童と高学年の児童が、心を通わせて交流を行うことができました。
 様々なペア活動を行うことによって、違う年齢の子にも積極的に関わろうとする様子が、各所で見られるようになりました。一年を通して同じペアの子と様々な活動を行ったので、廊下ですれ違ったときなどにも気軽に声を掛け合うことができるようになり、異学年との交流が深まっています。

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