【西尾市立平坂小学校】〜思いやりの心を 福祉実践教室を通して〜
- 公開日
- 2019/02/26
- 更新日
- 2019/02/26
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、西尾市福祉協議会の協力を得て、3年生を対象に「福祉実践教室」を行いました。今年度は、手話と点字についての講座を受けました。
手話の講座では、聴覚障害のある方から話を聞きました。コミュニケーションのとり方には、手話の他に口話、空書、指文字、筆談、手話、身振りなどがあることを教えてもらい、実際に身振りで伝える体験を行いました。身振りだけでなく、口で伝えたいことを言い、口の形がとても大事であることも学びました。その後、各自の名前をどのように手話でやるかを教えてもらい、「私の名前は〇〇です。よろしくお願いします。」と自己紹介をしました。
点字の講座では、空き缶やシャンプー、エレベーターなど身の回りに点字で書かれているものがたくさんあることを知りました。そして、実際に点字を読んだり、自分の名前を点字で打ったりする体験を行いました。
児童からは、「身振りだけで伝えるのは難しかったけれど、口でも言ったら伝わったので、両方使うと伝えやすいことがわかりました」「点字を読むのはとても難しかったです。今度、缶やエレベーターについている点字を読んでみたいです」という感想がありました。
最後に、講師から、「災害があったとき、近くに障害のある方がいたら、声をかけてください。災害情報が聞こえないので、ぜひ声をかけてほしいです」という話がありました。人と人が思いやって生きていくことの大切さ、「思いやり」の大切さを学べたとてもよい機会となりました。