モラルBOX日記

【刈谷市立小垣江東小学校】ふれあいの花

公開日
2020/01/15
更新日
2020/01/15

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校は、今年度「岡崎人権啓発活動地域ネットワーク協議会」から指定を受けて、「ふれあいの花運動」の活動に取り組んでいます。
 9月26日に、刈谷特別支援学校の児童とともに花の苗を植え、特別支援学校の子たちと6年生とで、色鮮やかな花の一つである「ネメシアエンジェルアート」を育ててきました。長放課になると、6年生が中庭である「ふれあい広場」にやってきて、特別支援学校の子たちと一緒に水やりをしています。水やりの合間には、話をしたり、スキンシップをしたりなど、ふれあいの場面も多く見られました。この花は、卒業式に会場を彩ることになります。
 この「ふれあいの花」活動の区切りとして、12月17日に、「ふれあいの花の終了式」を行いました。この式の中で、ネットワーク協議会の刈谷支局長さんに、両校の子供たちが一緒に描いたイラストや、感想をまとめたメッセージボードを渡しました。式の最後には、両校の子供たちが、一緒に「パプリカ」を笑顔で歌って踊りました。記念写真撮影の後、両校の子供たちが、手紙の交換をし、笑顔で手紙を読み、会話をしていました。会場には温かな空気が流れ、参観者が感動して、涙が出そうになるようなすてきな交流の様子が見られました。
 メッセージボードには、「以前は、特別支援学校の子は、自分と遠い世界にいるんだと思っていました。今まで、特別支援学校の子とどのように関わってよいか分からなくて、あまり関わっていなかったけれど、一緒に花を育てて、支援学校の子もがんばっているところを見て、もっと支援学校の子のことを知りたいと思うようになりました」と書かれていました。