【岡崎市立下山小学校】目が見えても、見えなくても
- 公開日
- 2020/01/31
- 更新日
- 2020/01/31
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、毎年11月に盲学校との交流を行っている。それに先立って、10月に「福祉実践教室」を開催した。盲学校の先生を招いて、「目が見えないとは、どのようなことか」を教えていただいた。本年度の「福祉実践教室」では、アイマスクを付けて活動をした。児童らは、「怖い」「何があるか分からない」「味が分からない」と話しながら、目が見えないことの不便さや困り感を体験した。
2週間後、盲学校へ行き、盲学校の子と一緒に活動した。盲学校では、目が見えないながらも自分で動いたり、給食を食べたりする友達の様子を見て、手伝ったり一緒に遊んだりした。1年生は、初めは、どのように接してよいのか分からなかったようだが、自分から話しかけると相手も話してくれることに気がつき、会話が弾むようになった。6年生は、6回目の交流となり、お互いに名前を覚えて、だんだんと親密度が増していく。6年間の交流を通じて、心の壁がなくなり、障害がある・ないにかかわらず、友達として自然に関わっていく児童らの姿が、印象的である。これからも大切にしていきたい交流の一つである。