【田原市立東部中学校】表浜ふれあいフェスティバルへの参加を通して
- 公開日
- 2020/02/05
- 更新日
- 2020/02/05
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
「第22回表浜ふれあいフェスティバル」が開催された。表浜太平洋岸は、校区の海岸であり、その美しさを実感するだけでなく、海岸浸食の現状を知り、校区の海岸を守ろうとする気持ちを高めることを目的に行われている。その目的を遂行するためには、家庭、学校、地域の連携が必要である。この行事でのふれあいを通して、それぞれの関わりを深めることができるようになってほしいと考えている。
今年度も、250名以上の本校の生徒が、ボランティア活動に参加した。午前9時から7か所の海岸で、清掃活動が行われた。生徒たちは、意欲的に清掃活動に取り組み、海岸が以前より美しくなる姿を見ることができた。その後、谷ノ口海岸で、「地引き網」の手伝いをした。また、津波を想定した避難訓練にも参加した。午前11時からは、谷ノ口公園「ほうべの森」で親睦会に参加し、生徒会役員は担当のブースで飲物を配付した。
一昨年度から、「東中ソーラン」を披露することになった。「東中ソーラン」とは、本校の生徒会役員が中心となって隊形や呼びかけを考え、体育大会などで全校生徒が団結して行う演舞である。今年度も、フェスティバル実行委員会からの出演要請を受け、フェスティバルを盛り上げた。参観者から拍手をいただくと、生徒たちは達成感を感じることができた。
参加した生徒たちは、「ごみが昔より少なくなっている。これからも自分たちで海岸をきれいにしていきたい」「地域の方たちが、『東中ソーラン』を喜んでくれて、僕たちもうれしかった」と話し、この活動の成果を実感することができていた。また、環境を守ることの大切さを学ぶとともに、フェスティバルでのふれ合いを通して、地域の方との関わりを深めることができた。