【犬山市教育委員会】道徳教育と人権教育の実践
- 公開日
- 2022/12/16
- 更新日
- 2022/12/16
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
犬山市では、犬山市人権教育研究会を設置し、市内14校で道徳教育や人権教育の実践を行っています。南部中学校での実践では、全校集会で道徳の授業を行ったり、全校同一の道徳の授業実践を行ったりしています。全校集会では、「人権って何だろう?」をテーマに、「人権」について、正しく理解できるように、「人権」が誰からも侵されることのない「権利」であるということ、「人が人らしく生きる」ために大切なことについて考えました。谷川俊太郎さんの「生きるということ」という詩を通して、好きなものが好きだと言えること、うれしい、楽しい、苦しい、悲しいという感情を素直に表現できること、一人一人に「いのち」があるということを、全校生徒とともに理解を深めました。
全校同一の道徳科の授業では、「私たちはグラデーションの中に生きている」をテーマに、「自分の大切さとともに他の人の大切さを認めること」という人権感覚について学びました。例えば、男か女か、日本人か外国人か、健常者か障害者かといった二者択一の世界観ではなく、それぞれが特有であり、多様である「グラデーション」の世界に生きていることを学級で話し合い、考え、人権感覚を育てる実践を行いました。
犬山市教育委員会では、南部中学校での取組を他の学校にも発信し、今後も犬山市の子供たちの健やかな成長を願いながら、これからの取組につなげていきます。