【知多市立新知小】自他のよさやちがいを認め,生き生きと活動する児童の育成 〜安心して伝え合う場の工夫〜
- 公開日
- 2012/06/01
- 更新日
- 2012/06/01
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
新知小学校では,昨年度からの継続研究として,テーマを「自他のよさやちがいを認め,生き生きと活動する児童の育成」,サブテーマを「安心して伝え合う場の工夫」として研究を進めている。
「仲間つくり」「話合い」「コミュニケーションタイム」の3部会を立ち上げ,自分のよさ,友達のよさを認め合い,安心して活動できる雰囲気の中,自ら進んで生き生きと活動できる児童の育成を目指している。
仲間づくり部会では,ソーシャルスキル教育,ライフスキル教育,構成的グループエンカウンターのカリキュラム構成や,作成した指導案集をもとに,学級活動,道徳,総合的な学習の時間,生活科の時間で授業実践を行っている。また,実践を組み立てたり,評価したりするために,各学級でQUや自分の行動を振り返るアンケートを行い,検証の指標として支援の方向性を探りながら実践を深めている。
話合い活動部会では,「かかわり言葉」を活用したり,ハンドサインを有効に活用したりすることで,児童同士の関わりの中から考えが高められるようにしている。また,各学年の発達段階に応じた話合いの進め方マニュアルを作成し,各場面で活用しながら改良を加えていく。
コミュニケーションタイム部会では,温かく心地よい学級の和が実感できる3つの間(仲間・空間・時間)をつくることを目指し,毎月第4木曜日に全校一斉にコミュニケーションタイムを行い,テーマを決めて話し合いながら,児童の思いをたくさん引き出し,一人一人の考えが他の大勢につながるようにしている。