モラルBOX日記

【豊橋市立八町小】「いのち」について考える

公開日
2012/07/11
更新日
2012/07/11

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 平成22年6月18日、章南中学校の野外活動中にカッターボートが転覆し、一人の尊い命が失われてしまいました。豊橋市では、この事故を風化させないために、昨年度から6月18日を「豊橋・学校いのちの日」と制定し、学校の安全管理と「いのち」の大切さについて考える日としました。
 本校では、次にあげる2つの取り組みを行い、「いのち」について考えました。まず、6月14日のプール開きの際、校長先生が3つのお話をしました。お話の内容は、1 「6月18日」の意義。
2 一人一人の「いのち」は、脈々と引き継がれてきている大切なものである。 
3 「いのち」のように、大切なものほど目には見えないものである。
 このお話は、子ども達にとってこれから始まる水泳学習への期待と共に、大切な「いのち」について考えるきっかけとなりました。
 次に6月16日の土曜日に親子ふれあい教室が行われました。この日の参観授業は、全学級、道徳3−(2)生命尊重についての取り組みが、子どもの発達段階に応じて行われました。
 6年い組では、「いのちのバトン」を題材に学習を深めました。「いのちのバトン」を読むと「命ってすごい、何人もの人がかかわってくれたことがわかってうれしい」、「たくさんの人がつないでくれた大切な命だから、精いっぱい生きて子孫へつないでいきたい」、「自分を大切にして、ぼくの番をしっかり生きて次へ次へとつなげていってほしい」などの感想がでました。
 後半は、保護者の方からの心のこもった手紙を読んで、「期待されているからがんばりたい」、「愛情たっぷり、まわりのみんなが大事に思ってくれている」、「自分も親たちのような立派な親になって、いい家庭を築いていきたい」などの思いがあふれました。
 この日は、どの教室からも「いのち」の大切さを伝える声が響いていました。