【岡崎市立矢作中】相手が見えないネットワーク上でのコミュニケーションにおける、問題点や注意点を学びました
- 公開日
- 2012/07/12
- 更新日
- 2012/07/12
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
1年生のクラスで、「たぐぺたん」というソフトを使い、掲示板に書き込みをする(チャット形式)という体験を取りいれた授業を行いました。
まず、実名での書き込みを行い、チャットの楽しさや便利さを実感する授業を行いました。次に、匿名での書き込みを行う授業を設定しました。
パソコン室であっても、段ボールで仕切りをつくることで、他の人から画面が見えないようにすることで、生徒の匿名性が保たれるように工夫をしました。すると、前回では起こらなかった他人の誹謗・中傷や、下品な言葉での書き込みが現れ、匿名で書き込みをすることの怖さを実感することができました。また、自分の書き込んだ言葉から、思いもよらない方向に話が進んでしまうことも経験し、顔の見えない相手とのコミュニケーションがいかに誤解を招きやすいか、トラブルを引き起こしやすいかということも実感することができました。
これらの経験を通して、実際に掲示板に書き込むときには、相手を思いやる気持ちや誤解を招かないようなマナーを身につけることの大切さを学びました。