【岡崎市立愛宕小】福祉実践教室(車椅子体験)
- 公開日
- 2012/07/12
- 更新日
- 2012/07/12
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
愛宕小学校の5年生は総合の時間に福祉実践教室を行っています。障がいのある人に触れ合う機会を多く持ち、障がいのある人が特別な存在ではなく、わたしたちと同じ町に住む身近にいる人たちであることを知らせたいと考えています。
そこで年間を通して附属特別支援学校と交流をしたり、社会福祉協議会を通して、身体の不自由な人(車椅子体験)、耳の不自由な人(耳栓体験)、目の不自由な人(アイマスク・盲導犬体験)等の体に障がいのある方を講師として来ていただき、障がいがあるとはどういうことか、また、実際の生活の中で困っていることや感じていることなどを話していただく、「福祉実践教室」を行うことにしました。
【授業について】
身体の不自由な人との出会い
講師の方の話を聞いた後、車椅子に乗ってみることにしました。マットとマットの間に少しの隙間があるだけで車椅子の輪が入り込んでうまく動かない、自分の思うところへすぐ行けない、手が疲れて痛くなる、突然車椅子を押されると怖い、など車椅子に乗っている人の苦労を体験することができました。講師の方からは、車椅子を押す時は必ず一声かけること、車椅子に乗った人は「お手伝いしましょうか。」の優しい声を待っていることなどを教えてもらいました。また障がいは一つだけでなく、いくつも重なっている人が多いという話も印象的でした。このとき、骨折をして車椅子生活の経験のある子供が、自由に手足が使えない不便さを話したことで、障がいを持つ人の大変さをより身近に感じとることができました。