【津島市立東小】福祉実践教室
- 公開日
- 2012/10/29
- 更新日
- 2012/10/29
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
津島市立東小学校は,津島市の中心である市役所の西に隣接し,また,全国に3000余りあるといわれる「天王社」の総本社である津島神社や,尾張津島天王祭として全国に知られている天王川公園の東側に位置しています。商業や産業だけでなく,歴史的文化財が多く残されています。
本校では,毎年5年生が,他者を思いやり,自分を生かしながら他と共によりよく生きていく力を身につけることをねらいとして,総合的な学習の時間に「福祉実践教室」を行っています。
本年度は,10月19日(金)に実施しました。全体会では,津島市社会福祉協議会の講師の先生から「車イス障がい者の人たちの自立生活」というテーマの講義を聞きました。その中で,「福祉」とは何かということをはじめとして,障がいの原因や社会生活の中でのくらしについて知りました。また,車イス生活の人たちがしてほしいこととしてほしくないことなど,いろいろな角度から教えていただくことができました。
全体会の後,〈点字〉〈手話〉〈車イス体験〉〈ガイドヘルプ体験〉〈高齢者擬似体験〉の5つのグループに分かれ,それぞれの講師の先生方の指導のもと体験活動を行いました。
この体験教室を通して,子どもたちは,障がいのある人たちの大変さや,困っている人がいたら自分から積極的に声をかけることの大切さを知りました。さらに,障がいのある人たちだけでなく,子どもやお年寄り,すべての人が安心・安全にくらすことができる社会を築くことが大切だということを学ぶことができました。
また,子どもたちは,それぞれの体験についてまとめ,学年全体で福祉について,さらに理解を深めるための発表会を行いました。